今日は出かけていた。
くたくた。でも何か言わずにはいられない気分。
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出かけていたのは就職活動のためだ。
書けるタイミングが来るまで黙っていたんだけども、この記事(
http://manyissue.blog112.fc2.com/blog-entry-157.html)にある「両親と3人で外に飲みに行って、俺の今後のことやら何やらを、じっくり話し合った」ときに、父のつてで俺が就職できそうなところを探してもらうことにしたのだった。今日行ったのはその中の一社。
製造関係の人材派遣と請負をやっている会社で、父が働いている会社でも仕事の一部を請け負っているんだそうだ。
派遣が単に労働力として人を送り込むのだとすると、請負はセクション丸ごと引き受けるという形になる。だから請負の場合には、現場のマネージャーも合わせて送り込むわけだね。
父が働いている会社で現場のマネージャーをやっている方と、その方の補佐をしている方と、また別の請負先で現場のマネージャーをやっている方。3人と会った。
その、また別の請負先というところで、現場のマネージャーの補佐ができる人を探しているとのこと。普段は現場から上げるのだけれども、今回はたまたま適任者が見つからずにいるのだとか。
もしその仕事をやってみたいなら、ここで今すぐ採用ということはできないけど次の人事会議でうちの上役に話してみるよ、だって。
週明けに俺から返事をするという約束だけして、それで帰ってきた。
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詳しい話は機会があればそのときに書くとして一言で言うと、職場がけっこう遠いのを除いては、俺としては願ってもない話だったんだよね。普通に考えれば。
今日会った方々も「ああ、なるほど。この人らはいい上司なんだろうな。普通に考えれば」と思わせるものがあった。
一応、手帳を見せて障害の話もするだけはして。それもまあ普通の対応というか。特に驚くこともなく、特に拒否することもなく。どういう障害なのかとだけ聞く、みたいな。
俺は、それは言葉で答えるのが難しいので、何かあったときに少し丁寧めに対応してもらえるといいんですが、としか答えられなかった。
それ以上のことは言えないよねぇ。下手にああですこうですとか言ってしまえば、ほぼ確実に、間違って解釈されてしまうだろうから。
★
で、その人材派遣と請負をやっている会社の事務所が実家の近くだったので、実家にも寄ってきた。
ちょうど父とも母とも祖母とも会えたんで、話をしたんだけど、「それは理想的じゃないの」とかって話になるんだよね。
そうなんだよ。俺もそう思うよ。普通に考えれば。
でもさぁ、俺はもう、これが罠だってことを知ってるんだわ。
例えば書きかけのシリーズの1回目(
http://manyissue.blog112.fc2.com/blog-entry-159.html)の、ADHDの方が行ってる会社の社長さんについて評しているくだりにある、アリスさんの鋭い指摘を読んでみてもらいたいのね。
普通に考えれば願ってもない話なんだけど、俺にとってはどう見ても罠なんだ。
とは言え、俺にとって罠じゃないところなんて、人間界のどこにも存在しない。だって俺みたいな人はこの世に存在しないという前提で、少なくとも今の、この世の人間界は動いているんだから。
言い換えると、会社とか社会とか、社会人としての誰か、といったようなものと付き合いながら仕事をするというのは、俺からすると「お前は存在しない」と年がら年中言われ続けることに等しい。いい会社、いい社会であればあるほど、それらを支える虚構の虚構性はますます覆い隠され、また、誰かが覆いをはがそうとしたときにやめさせようとする力もますます強くなる。
これはもうどうにもしょうがない。どうにもなんないことだ。歴史というか、すごく大きい人々の意思の潮流みたいなもんだから。
うん。そう。俺個人としては結局、「どの罠を選ぶか」しかない。しかし、この罠でいいのかどうか。こりゃあもう、まったくわかんないね。
よくわかんないから父や母や祖母にも話を聞いてもらった。別に答えが欲しいわけではないんだけど、何かしら手がかりがあったらいいなと思って。
でも彼らにはまず、罠が見えてないもんな。案の定、話にならなかった。まあ、これもしかたないことか。
父や母や祖母が言いたいことは、一言で言うと、こうだ。
人脈だって乏しい一介のサラリーマンでしかない父がお前のために頑張っている。ここは一つ、その意を酌んで「ここに決めた」と言ってくれ。
できればそうしたいさ俺だって。そうできるならすべて円満解決。これに越したことはない。
で、なんだかんだで最後は、いつものように「そんなことを言ってたらどこにも就職なんてできないじゃないか」と来るわけだけど。
そうだね。うんうん。だからこそ俺は、病院にまで行ったんだった。ま、医者にも同じことを言われる結果になったんだがw
やっぱり俺は存在していないんだなって思うよ。
存在していないはずのものが存在しようっていうんだから、こりゃあ大変だね。まいったまいった。くたくたにもなるさ。
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お疲れ様でした
人の子だと思えば、少しは落ち着けるのでしょうが・・・。
同じ親としては、「またか〜、ヤレヤレ」って感じで、大目に見てあげてほしいな〜と思ったりします。
>言い換えると、会社とか社会とか、社会人としての誰か、といったようなものと付き合いながら仕事をするというのは、俺からすると「お前は存在しない」と年がら年中言われ続けることに等しい。いい会社、いい社会であればあるほど、それらを支える虚構の虚構性はますます覆い隠され、また、誰かが覆いをはがそうとしたときにやめさせようとする力もますます強くなる。
→これって暗黙の了解でいろんなことがウヤムヤにされることで平和が保たれている会社に、「そんなウヤムヤはおかしいでしょ?」と言わずにはおれないドードーとらさんを受け入れる覚悟はあるだろうか?時間がたつほどに波風がたち、よほどの覚悟がある人でない限り、最後には「そんなこと言うなら来なくていい」と言われるであろうことが今からわかってしまっている。って感じですよね。
私はね、ジョブコーチに介入してもらうことをお勧めしますね。「彼はいろんなことをウヤムヤにはしてくれないでしょうから、そのことは想定内でお願いしますね。」という介入の仕方をしてくれるような人を。
そして、ウヤムヤにできないドードーとらさんと、ウヤムヤにしたい会社の人が、ジョブコーチの介入によって、見解の相違が起きるたびにスッタモンダしながら着地点を探っていけるような体制が整うといいなって思います。
そうこうしてたら、10年20年経ってたよって感じでね。
こんなのはだめかな?
今日、父と就職活動の話をまた少ししたんですが、父や母や祖母の中では父が一番「父の意を酌んでくれ」とは思っていないような感じでした。我が親ながら、偉い親ですわ。
★
さて、
> 俺からすると「お前は存在しない」と年がら年中言われ続けることに等しい。
の話なんですけども。アリスさんがおっしゃるのとは違うんですよね。
でも無意識的にいいところを突いちゃっているというか。相変わらずさすがに勘がいいなって思いました。
そんなアリスさんに問題です。
<問い>
“彼”はまさに「現場のマネージャー補佐」といった仕事に向いている。だが、“彼”が仕事をするにはジョブコーチ(的な人)が必要だ。
さて、“彼”のような人はこの世に存在するだろうか。存在するかしないか答えよ。また、その答えの根拠を述べよ。
うひゃ〜
時間をください。
あ、でも確かにそういう問題なんだということはわかりました?
因果関係がわからなくて、どう答えていいかもわからないって感じです。
うーん。問いの作り方が難しい…。だんだんと腹が立ってきましたw
“彼”には障害がある。それは「社会性の障害」であり「コミュニケーションの障害」であり、仕事をする上で、ときにはジョブコーチといったような人の介入を必要とすることもあるかもしれない。
さて、“彼”のことをまだよく知らない人が、そんな“彼”に「現場のマネージャー補佐」という仕事を任せられると思うだろうか。
まずはこの問題からいきましょうか。
う〜ん、その問い以前の問題として、マネージャー補佐を新人で雇うという発想からすれば、仕事内容は難しいものではなく、未経験者でもできそうなものだと私は思っていたのですが、違うのですか?
ジョブコーチが介入するような人に任せられない仕事なら、新人から募集せず、現場やよそから経験者を引き抜くというのが自然だと思うのですが。
たまたま現場でいい人が見つからなくて、他社から引き抜いたり、他社での経験があって今は休職中だっていう人に向けて募集をかけたりしてみようかという話がちょうど出始まったところに、「うちの息子が今仕事を探そうとしてるんだけど」みたいな話が持ち込まれた。で、大学行ってる程度の人だったら、未経験でも多少の研修で間に合うだろうから、それはそれでいいですよ、と。
こういう感じの話なんですね。
だからおっしゃるとおり、そこの工場でやってる仕事は、そう難しいものではないだろうし。俺もそんなことは心配してません。
でもそんなことは置いといて、今は、問いの言葉だけ読んで考えてみてほしいんですよ。
さて、“彼”のことをまだよく知らない人が、そんな“彼”に「現場のマネージャー補佐」という仕事を任せられると思うだろうか。
→やはり答えるのは難しいですよ。
経営者の考え方によるだろうとしかいえないですし。
1.仕事を任せられるような社員を募集しているのならノーの可能性が大きいでしょう。
2.仕事を任せるが先ではなく、仕事を任せるほどの社員に育てたいという感じであれば、イエスの可能性が大きいでしょう。
個人的には、雇うということは、面接で「この人を育ててみたい。」と思うから採用になるのではないかと思うのですよ。
一般的な視点での回答が難しくなってしまっているから。
「社会性の障害」や「コミュニケーションの障害」についての考え方が変わってきているし、他の人の認識も変えたいと思っているから・・・。
これは、「障害ではなく個性だ!」とかいうのではなく、なんていうか、質が違うだけなんだ。お互いに相手が障害なんだって感じなんだけど。
たまたま多数派だから障害って言われないだけでね。
ところで、逆に聞いてもいい?
マネージャー補佐が自分に向いているって思ったのはどうして?
そうそう。
それどころか、ありうるのが自明だと思う。いや、ありうるのが自明だ、とすら思わない。だって自明なんだから。
しかし世のほとんどの人は“彼”のことを知らないわけです。
上に書いたような発想がありうる(かもしれない)だなんて、考えてみたり話し合ってみたりふと思ったりしたことすらない。ないのが自明だ、とすら思わない。
従って、本人を見ても、あるいは自閉症に関する情報を見聞きしても、なかなか知ったことにならない。…というか大抵は、今アリスさんが知っているのとはまた違ったものとして知ることになる。昔のアリスさんのように。
後者の人も、今のアリスさんと同じ側になるかもしれない。アリスさんがそうなったように。
けれども今度は、後者の人の感じ方考え方を忘れてしまう。いや、すっかり忘れてしまうのではないけれども、ものを言ったり考えたりするときの前提から抜け落ちてしまう。今のアリスさんのように。
そういうわけで“彼”はいつも、人々の認識の隙間に落っこちてしまいます。つまり、というかより厳密に表現すると、“彼”は存在しない。
差し当たり、このブログでたまに出る「言葉に乗ってこない」をもっともっと厳密に表現すると「存在しない」になるのだ、と思っておいてください。
隙間に落っこちた“彼”は身動きが取れなくなっていつも困っています。でも、“彼”が存在しないのに「“彼”特有の困り事」が存在するわけないですよね。
しかしそれでも“彼”は実在します。存在しないが実在する。実在するが存在しない。そんな形式で。
俺は、「ジョブコーチに介入してもらうことをお勧めします」と言われて、やっぱり俺は存在しないんだろうな、と思いました。
だって、例えジョブコーチをつけてもらったところで、そういう人も含めた人々の認識から落っこちることに、俺は困ってるんですから! わははw
ね。こんな困り事も、こんなことに困る人も、存在なんてしやしませんよ。実在は確実にしてるけど。
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マネージャー補佐が自分に向いていることについては、一言で説明することは難しいですね…。
ただ、「ある工場のあるセクションのマネージャー補佐っていう仕事をやってみないかという話が俺に来てるんだけど、どう思う?」と聞かれて、「それはお前の天職だ」と答えない人は一人もいませんよ。今までに何かを一緒にやったことがあり、その経験を通じて俺をよく知っている人の中にはね。
あ、いや、違ったな。そう答えるような人との付き合いしか俺には残らないってだけですね。
俺がマネージャー補佐という仕事に向いているかどうか、答えることができなくなりましたw
なるほどね。
>けれども今度は、後者の人の感じ方考え方を忘れてしまう。いや、すっかり忘れてしまうのではないけれども、ものを言ったり考えたりするときの前提から抜け落ちてしまう。今のアリスさんのように。
この忘れるや抜け落ちるという感覚が、交われないところなんでしょうね。
私なんかは、変化という感覚なので。微妙に違うんですよね。
じゃあ、逆に私たちなんかは、存在するけど実在しないって感じなのかな?
ジョブコーチは、さすがにおっしゃる通りなんですが、付き合って使い物になる人に育ててやるって感じなんですけどね。使える資源は利用する(きれいな意味ではなく)という発想が私にはあるので。
それは一つあるでしょうね。いや、俺にもついつい忘れたり抜け落ちたりすることは当然ながらありますけど、本当に必要なときには思い出すというか強制的に思い出さされるというか。場合によってはフラッシュバックのような形でね。
> 存在するけど実在しない
あは^^ 実在してなかったら幽霊ですよw
本格的に語るには俺もラカンをきちっと読まないといけないんで、耳学問の素人考えということで読んでくださいね。
ちなみにラカンが言ったのは「女は存在しない」です。「実在」は俺が勝手にその場しのぎで使いました。「『女は存在しない』と言われたって、いるじゃん。ここに」の「いる」=「実在」です。
定義により、幽霊は実在しません。
例えば「髪の長い女の幽霊」として、これが仮に実在していたとすると、それはもう幽霊じゃなくて「髪の長い女」です。普通の人間ですよ。
だからもし「うらめしや〜」って幽霊が出てきたら、「あら、どうしたの?」とか言って話を聞いてみてください。ちゃんとうらめしい理由があって、案外、普通一般の人の感受性で理解も共感も可能だったりしますから。それは化けて出るくらいうらめしかろうなぁって。
ま、最近のというか「普通一般の人の感受性」が消失または分散している(という話になっている)時代の幽霊は、またちょっと違うかもしれませんけどね。
それから、サンタクロース。
サンタクロースは、実在するかしないかは別として存在はしている。去年のクリスマス頃に2人で話したとき、話題になったことでしたよね。
今見てみたら、あのときもラカンに触れてたんですね。自分で見て驚いたりして…。今よりももっと耳学問の素人考えで書いてて、今よりももっと厳密さを欠いていますが^^;
http://manyissue.blog112.fc2.com/blog-entry-67.html
要するに、幽霊にせよサンタクロースにせよ、そのコンセプトが一度定義され共有されたら揺らぎませんよね。
だからこそ、幽霊やサンタクロースが実在するかどうか論争することが可能になったり。サンタクロースの役回りを演じる行為について「そういう振舞い方もありだよね」ってことになったり。
こういうのが、実在はしていなくとも存在はしている部類の事柄になるんだろうと思います。
人間の場合については、生きている人はすべて実在している。これだけは間違いなく言えます。
次に存在はどうかというと、女は存在しない。
それから、自閉症者も存在しない。これは俺が言ったことですが、割と単純な流用なので、間違いはないと思います。
じゃあ両者の違いはどこにあるのか。
第一に、女は全人口のおよそ半数いるということ。第二に、「女は存在しない」ということは女も男も皆何となくわかっているということ。今はこの程度の答えしかできません。
しかし、男性の自閉症者については「男であるのに存在しない」人という切り口から見ていくと、いろいろわかってくると思うんですよね。
でもそうすると、女性の自閉症者って一体どういう人なんでしょう。謎だらけ。
ああいう人ではないはずだ。こういう人でもないはずだ。…といったようなことならば、いくつか言えるんですけどね。
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ジョブコーチは…。アリスさんのスタンスでいいと思いますけども。
ただ、「工場で作業員として働く自閉症者のためのジョブコーチ(及びその素質がある人)」は俺には要らないし。「マネージャーやその補佐として働く自閉症者のためのジョブコーチ(及びその素質がある人)」は、そんな人どこにいるのって話だし。
また(公開しかけのチャットの後半に出てくる話ですが)、ジョブコーチとして使い物になるまで俺がそのジョブコーチとお付き合いするのには、そのためのコーチが必要になりますんでね。
ジョブコーチは・・・。そうでしたね。そして、発達障害者支援センターもあてにならない状況でスーパーバイザーを探すことは大変でしょうね。
う〜ん。(ーー;)
でもまあものすごく卑近なことを言ってるんだろうと思うんですよ。
普通一般に、男の人が演じられる役は「男」「男の子」「オカマ」の3種類くらいしかないし、演じられている役と演じている主体は一体化しちゃってますしね。
女の人の場合は、演じられる役の数や種類も多いし、演じられている役と演じている主体との間に、やや距離があるというか。
だから『女性の品格』なんて本が売れたり、そんなんでなくとも「いい女とは?」みたいな情報への女性の需要が耐えなかったりするのは、ものすごく逆説的というか矛盾含みの現象ですよね。
どんな女性も、「いい女とは?」と語ることのばかばかしさを意識的であれ無意識的であれ、知っている。けれどもどちらにせよ、役者が演技の勉強をするのは極めて合理的な行動です。
男の人格が「既に決まっている役柄をいかに演じきれるか」にあるとすれば、女の人格は「どれだけ持ち役があるかや、どんなときにどんな役柄を演じられるかのセンス」にある。…などと言葉にしてしまえばやはり女の本質をつかみそこねちゃうんだよなぁ、というこの感じ。
この感じのことを徹底的に突き詰めて言ってるんだろうと思うんですよね。「女は存在しない」と。
「ラカン 女は存在しない わかりやすい」で、ヒットしたものを。
私からしたら、男と女は対象なので、男は存在して女は存在しないというのは現段階では理解不能ですね。
頑張って勉強します。
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